コロナ禍の影響によりセルフジェルネイルなどの新しいネイル製品が増加している中、本格的なセルフネイルのインストラクター講師が求められています。
ネイル診断士とは?
ネイルメイクアップ製品(ソークオフ・ジェルネイル製品を含む)やネイルケア製品(ハンドケア製品を含む)の使い方を指導する、セルフネイルのインストラクター講師を育成する資格です。
この資格を学ぶことにより、ユーザーの目的や体質に応じてネイル製品を正しく選択し、正しい使用方法をレクチャーすることが可能になります。
昨今ではコロナ禍の影響などにより、ジェルネイルなどの、従来ネイリスト等の資格を要するプロ向けの製品が一般消費者向けに発売されるケースが増加しました。
しかし、このようなセルフジェルネイルの使い方や、安全な製品の選び方が知られていないことなどから、様々なトラブルが起きていることが現状です。
また、使い方をまとめたホームページや動画などがインターネットに多く公開されていますが、製品の特徴や処方によって使用方法が大きく違うケースもあります。
ブランドごとの製品特徴をしっかりと見極め、ユーザーそれぞれに合った最適なネイル製品を提案し、使い方をレクチャーすることができる能力、それらを身につける資格が「ネイル診断士」です。
ネイル診断士の実施要項
知識の範囲
- ネイルメイクアップ製品の成分や使用方法を理解し第三者に指導ができる。
- ネイルケア製品の成分や使用方法を理解し第三者に指導ができる。
- 日々のネイルメイク及びケアで役立つ知識を第三者にアドバイスができる。
試験方法
- 会場試験
- レッスン実技
- 筆記(選択方式・記述方式)
試験時期
- 年1回(5月)