敏感肌の毛穴ケアにおすすめクレイパックの選び方!正しい使い方や成分解説、口コミ人気アイテムもご紹介。

毛穴レスな透明肌を目指すならぜひ取り入れたい「クレイパック」を使った毛穴ケア。ただ敏感肌などの刺激に弱いお肌だと、赤みやヒリつきが出たりすることも。今回は敏感肌でお悩みの方のために「化粧品成分検定1級」の編集スタッフが、毛穴ケアの基本や選び方、正しい使い方と編集スタッフの口コミで人気の最新アイテムをご紹介していきます。

目次


  1.  敏感肌とは?
  2.  敏感肌の毛穴ケアの考え方
  3.  毛穴ケアの救世主「クレイパック」とは?
  4.  クレイ(泥)にはどんな種類がある?
  5.  敏感肌おすすめクレイパックの選び方
  6.  クレイパックの正しい使い方
  7.  敏感肌の編集部おすすめクレイパック
  8.  今回の記事のまとめ


敏感肌とは?


皮膚科学的に「敏感肌」の明確な定義はありませんが、一般的には、通常の健康的な肌では刺激にならないような、紫外線やほこり、化粧品などに敏感に反応してしまい、皮膚のトラブルが起こりやすくなっている状態のお肌のことを「敏感肌」と呼びます。


敏感になっている原因は、肌のバリア機能の低下です。生活習慣(睡眠・暴飲暴食・ストレス)や間違ったスキンケア習慣などが原因でこの機能が低下すると、肌が乾燥し、外界からの刺激物質が侵入しやすくなることで、お肌が刺激に反応、赤みやヒリつきなどの症状が見られるようになります。




敏感肌の毛穴ケアの考え方


敏感肌の毛穴ケア

お肌の角栓や皮脂、黒ずみを取って、肌をクリアにぱっと明るくしたいときに大切なのが毛穴ケアです。ただし、バリア機能の低下した敏感肌の状態のときは、摩擦はもちろん、皮脂のとりすぎは要注意です。敏感肌で毛穴パックのケアを行うなら、同時に薬用成分で炎症をおさえたり、保湿を十分に行うことを考えた方がよいでしょう。


ニキビのケアも同様です。クレイにはミネラルが含まれていているので、ある程度、抗炎症の作用が期待できますが、敏感肌のニキビであればより優しさが必要です。薬用成分で炎症をおさえたり美容保湿成分でうるおいを補いながら、ニキビケアをしていきましょう。




毛穴ケアの救世主「クレイパック」とは?


毛穴ケアの救世主「クレイパック」とは?

毛穴のスペシャルケアといえば、代表的なのがクレイパック(毛穴パックや、泥パックと呼ばれることもあります)でしょう。クレイとは、火山灰や溶岩に、熱や圧力が加わって粘土質に変わった細かい粒子の鉱物のこと。これらが洗顔やクレンジング剤では行き届かない毛穴に溜まった余分な皮脂や古い角質、角栓などをキレイに取り除いてくれることで、透明感のあるクリアな肌を目指すことができます。


このように毛穴ケアに大活躍するクレイパックですが、敏感肌の場合は注意が必要です。例えば、通常肌をベースに考えられたクレイパックを使用すると、場合によってはお肌が赤くなったり、ヒリヒリ肌荒れしたりすることがあります。


すでに敏感肌の方や、敏感肌予備軍(ゆらぎ肌、乾燥肌)の方は、肌に優しい素材のクレイや、美容保湿成分、薬用の抗炎症成分が入ったもの、また摩擦の少ないなめらかな使用感のものなど、肌への優しさを考慮したものが必要です。



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クレイ(泥)にはどんな種類がある?


クレイ(泥)にはどんな種類がある?

様々なクレイ(泥)成分がありますが、化粧品に使われる代表的なクレイは「カオリン」「ベントナイト」「クチャ」「ガスール」です。それぞれの特徴をご紹介しましょう。



カオリンの特徴

カオリンはクレイの中でも吸着力が穏やかなため、肌質を選ばず使えます。粒子が非常に細かく、肌表面の細かな汚れ(角質や皮脂)を落とすのに向いており、ファンデーションやベビーパウダー、ボディパウダーや歯磨き粉など幅広い化粧品に使われています。



ペントナイトの特徴

ペントナイトは吸着性が高く、しかも角質の油分(角質細胞間脂質)はほとんど除去せず、皮脂(皮脂腺由来脂質)だけを積極的に選んで吸着してくれる特性があるので、毛穴ケアには欠かせないクレイです。



クチャの特徴

沖縄でとれる琉球クチャが有名。マリンシルトやシーシルトとも呼ばれます。大きな特徴としては、粒子が非常に細かいので使い心地が滑らか、吸着力もあり使い勝手の良いクレイです。



ガスールの特徴

主にモロッコの地層からとれるクレイで、ミネラルを豊富に含んでいるのが特徴です。全体的に穏やかな吸着力なので毛穴ケアメインよりもお肌にミネラルを届けたいときに選びたいクレイです。



敏感肌なら「カオリン ✕ ベントナイト」に注目

肌トラブルが気になる人には「カオリン ✕ ベントナイト」などの組み合わせ系クレイ処方がベスト。やはりカオリンだけでは毛穴ケアとしては物足りないので、油分を取りすぎないペントナイトと組み合わせます。表面の皮脂をカオリンに、角栓をペントナイトに任せれば、肌への負担を減らしながら、しっかりとした毛穴ケアも可能です。




敏感肌おすすめクレイパックの選び方


敏感肌や乾燥肌の方は、肌あれを防ぎつつ、しっかり毛穴の汚れを取って、保湿もしてくれる、そんなクレイパックがおすすめです。ここからはクレイパック選びのポイントをご紹介していきます。


  1.  肌あれを防ぐ有効成分は配合されているか?
  2.  敏感肌にあったクレイが入っているか?
  3.  洗い上がりをサポートする保湿成分は入っているか?
  4.  アレルギーテスト済みか?
  5.  刺激になる成分が含まれていないか?


【チェック.1】肌あれを防ぐ有効成分は配合されているか?

パックしたときのヒリヒリや赤みを防ぎたいなら、「グリチルリチン酸ジカリウム」や「グリチルレチン酸ステアリル」などの肌あれ防止の薬用有効成分が入った医薬部外品がおすすめです。とくにグリチルリチン酸ジカリウムは、肌荒れやニキビも防ぐだけでなく、肌をなめらかにする効果も科学的に証明されています。



【チェック.2】敏感肌にあったクレイが入っているか?

敏感肌の毛穴ケアなら、微粒子が表面の皮脂を取ってくれる穏やかな「カオリン」と、角栓の奥など頑固な皮脂を集中して吸着してくれるしっかり者の「ペントナイト」の組み合わせがおすすめ。肌に優しく満足感の高い毛穴ケアが期待できます。



【チェック.3】保湿成分が入っているか?

バリア機能の崩れた敏感肌なら、やっぱり角層の細胞間脂質(セラミド)はほしいところ。ビタミンやアミノ酸補給ならプラセンタ、水分保持ならヒアルロン酸やコラーゲン配合もおすすめです。



【チェック.4】アレルギーテスト済みか?

アレルギーテストとは、人の皮膚に対して炎症やかぶれなどのアレルギーを起こさないかを確認するテストのこと。全ての方にアレルギーが出ないわけではありませんが、大切なお顔に塗るものなので、きちんとテストを行っている製品を選ぶことが大切です。



【チェック.5】刺激になる成分が含まれていないか?

敏感肌は刺激物に反応しやすい状態です。個人によって違いますが、例えば、アルコールや香料、色素など、肌の刺激の原因になりそうなものがフリーになっているのかどうかをチェックしてみるのもいいでしょう。



【チェック総合】クレイパックの選び方まとめ

敏感肌の方はまず、肌あれを防ぐ有効成分が入った薬用クレイパックを選ぶのがおすすめです。クレイは「カオリン✕吸着力の良いクレイ」のダブル処方がいいでしょう。セラミドなどの保湿成分たっぷりのものであれば、パック後もしっとり仕上がりますので、是非参考にしてみてください。




クレイパックの正しい使い方


クレイパックの正しい使い方

はじめてのクレイパックの方、実は使い方がよくわかっていない方のために、クレイパックの効果を最大限に引き出す正しい使い方をご紹介していきます。


  1.  手肌やお顔の水気を取っておきましょう
  2.  肌の表面がすけないぐらいしっかり量を取りましょう
  3.  目の周りは少し開けておきます
  4.  パック時間は5~10分を厳守
  5.  最後にぬるま湯しっかり洗い流す


【ステップ.1】手肌やお顔の水気を取っておきましょう

クレイパックは水と混ざるとクレイの成分が薄まったりして効果が弱くなってしまうので、あらかじめタオルなどで拭いて軽く水気を取っておきましょう。



【ステップ.2】肌の表面がすけないぐらいしっかり量を取りましょう

適量を手に取り軽く伸ばして、お顔全体にまんべんなく優しく塗り伸ばしていきます。適量はさくらんぼ大や500円玉大と言われますが、理想は肌が透けないくらいたっぷり塗りましょう。



【ステップ.3】目の周りは少し開けておきます

クレイが目に入ると一度洗わなければなりません。またアイホール近辺の皮膚は薄く、特に敏感肌の方は過敏になりやすいので、目の周りは少し開けて塗りましょう。



【ステップ.4】パック時間は5~10分を厳守

パックの時間は必ず守りましょう。長く置きすぎると皮脂だけでなく、角質の油分(角質細胞間脂質)まで取りすぎてしまい、赤みやヒリつきの原因になります。お風呂に入りながらパックするときは特に毛穴が開きやすいので、短めの5分程度にしておいたほうが無難です。



【ステップ.5】最後にぬるま湯しっかり洗い流す

クレイがお肌に残らないよう、最後にぬるま湯でしっかり洗い流しましょう。顔周りや髪の生え際、小鼻などにすすぎ残しがないかしっかり確認しましょう。また、クレイパックの保管はぜひ洗面台で。浴室など湿度の高い場所に長期間おいておくと劣化の原因になります。



【ステップ総合】使い方のおさらい

いかがだったでしょうか?大切なポイントは、水気を切ってクレイのパワーを引き出し、お肌が埋まるくらいたっぷりつけて、時間は必ず守って(お風呂の場合は少し時間を短く!)隅々までしっかり洗い流すこと。これをしっかり意識して、透明感のある毛穴レスな素肌を目指しましょう。




【厳選】敏感肌の編集部おすすめクレイパック


スキンケア製品を日々チェックしている敏感肌スタッフの口コミで大人気。最新の医薬部外品クレイパック。


GENICA|ジェニカ クレイパック RE¥3,480(税込)〈医薬部外品〉

ジェニカ クレイパック RE

「毛穴すっきり、素肌しっとり」ヒリつく敏感肌の毛穴ケアに、医薬部外品のクレイパック


【特徴.1】肌あれ防ぐ薬用有効成分が配合

肌あれやにきびを防いでくれる「グリチルリチン酸ジカリウム(2K)」が配合されているので、敏感肌の毛穴ケアでお悩みの方におすすめ。


【特徴.2】ダブルクレイが皮脂を残さず吸着

ミネラルたっぷりの「カオリン✕ペントナイト」の2つのクレイが肌表面の汚れも、頑固な角栓や皮脂もやさしくしっかり吸着。毛穴レスな透明肌へ導きます。


【特徴.3】厳選された美容成分でパック後もしっとり

*3種のヒト型セラミドとプラセンタが保水とアミノ酸補給を担当、ヒアルロン酸があたえた水分をしっかりキープ。クレイパック後のしっとり感をささえます。


*自社製品内において


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肌への優しさ 今回のデモと事前のパッチテストでは、パック後に赤みやヒリつきは出ませんでした。個人差や肌への相性があるので、一度お試ししてみてください。
トーンアップ ぱっと顔が明るくなって嬉しい。皮脂や黒ずみなどの頑固な毛穴の汚れがすっきりしました。
保湿感 パックを洗い流したあとも嫌な突っ張りとかはなく、しっとりふっくら。
使用感 無香料なので顔につけても強い匂いはないのが良いポイントです。クレイのゴワゴワした摩擦感もなく使いやすい。
無添加処方 合成香料フリー、合成色素フリー、アルコールフリー、動物油フリー、シリコンフリー、パラベン(防腐剤)フリー、紫外線吸収剤フリー
敏感肌設計 アレルギーテスト済み、パッチテスト済み(全ての方にアレルギーが起こらないというわけではありません)
有効成分 グリチルリチン酸ジカリウム(2K)
*その他の成分 ベントナイト、カオリン、植物性スクワラン、プラセンタエキス(1)、油溶性カモミラエキス、ヒアルロン酸ナトリウム(2) 、濃グリセリン、精製水、1,3ーブチレングリコール、重質流動イソパラフィン、白色ワセリン、NーラウロイルーLーグルタミン酸ジ(フィトステリル・2ーオクチルドデシル)、アジピン酸ジグリセリル混合脂肪酸エステル、モノラウリン酸ポリグリセリル、モノオレイン酸ポリグリセリル、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、水酸化カリウム、グリコシルトレハロース・水添デンプン分解物混合溶液、NーステアロイルーLーグルタミン酸ナトリウム、セトステアリルアルコール、1,2ーペンタンジオール、ベヘニルアルコール、グリセリンモノ2ーエチルヘキシルエーテル、フェノキシエタノール、ジペンタエリトリット脂肪酸エステル(1)、親油型モノステアリン酸グリセリル 、キサンタンガム、無水ケイ酸、異性化糖

*レビューは編集部の感想です。




今回の記事のまとめ


いかがだったでしょうか?今回は、繊細な肌質でニキビや毛穴ケアでお悩みの方のために、敏感肌でも使えるクレイパックの選び方や正しい使い方、おすすめ人気ブランドをご紹介しました。あとで読み返したい方は是非ブックマークやリンクシェアをよろしくお願いします。





参考)その他サイトのレビュー記事


YouTube(クレイパック使用動画)
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執筆したプロフェッショナルYoshi.I 化粧品成分検定1級

人気コスメブランドの製品開発や体験イベントの企画運営を経験。成分のプロであり化粧品選びのアドバイザー資格でもある化粧品成分検定1級保持者。



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