セルフジェルネイラーさんから「早くジェルネイルを仕上げるにはどうすれば良い?」という質問をいただくことがあります。セルフジェルネイルはプレパレーション〜塗りまでを片手ずつ丁寧に行うため、どうしても時間がかかってしまうもの。今回は、少しでも早くジェルネイルを仕上げるための方法をご紹介します。
■発色の良いカラージェルを使用する
塗る工程を短縮するには、“発色の良い”カラージェルを使用しましょう。
基本的にジェルネイルは、色ムラをなくしたり発色を良くするために「2度塗り」を推奨することが多いです。しかし元から発色が良いジェルは、1度塗りでも充分キレイに仕上がり、2〜3度塗りをする工程が省けるので時短になります。
■硬化時間が短いジェルを使用する
ジェルはメーカーによって硬化時間が異なります。
LEDライトでカラージェル30秒〜というメーカーは多いです。例えばジェリーネイルなどのブランドメーカーであれば、カラージェルの硬化時間は5〜15秒。半分以下の時間で硬化することができます。
1回の硬化時間が数十秒差だとしても、10本全てだとトータルの所要時間に大きな差が出てくるので、なるべく短い時間で硬化できる製品を選ぶのが時短に繋がります。
■ノンサンディングジェルを使用する
一般的にベースジェルは、塗る前に自爪を削る工程「サンディング」が必要です。
これは表面を削ることで爪とジェルの接着面を増やし、密着度を高めるための工程ですが、毎回行うことで自爪は少しづつ薄くなってしまうというデメリットもあります。
「ノンサンディングジェル」であれば、自爪を削らなくてもしっかりと密着する成分が含まれているためサンディングが不要です。つまり時短になるだけでなく、爪自体にも優しいジェルです。
■ノンワイプジェルを使用する
ジェルは基本的にライトで固めた後、ジェルの表面にベタベタした「未硬化ジェル」が残ります。そのため、トップジェル硬化後の仕上げには「未硬化ジェルの拭き取り」(ワイプ)が必要です。
未硬化ジェルが残らない「ノンワイプジェル」を使用すると、最後の未硬化ジェルを拭き取る手間が省けるので時短になります。
■ネイル筆を2〜3本で使い分ける
ネイル筆が1本だと、使用するジェルを変えるごとに筆の拭き取りを丁寧に行わなければいけません。数本の筆で使い分けていると、筆の持ち替えだけで良いため効率よく塗ることができます。
「筆の使い分け」についての記事はこちらで詳しくご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
■LEDライトを使う
ジェルを硬化するときのライトは主に、「LEDライト」か「UVライト」。この2つは硬化時間が異なり、LEDライトで10秒〜20秒で硬化するものが、UVライトだと2〜3分ほどかかることも。
最近主流のLEDライトは固まる時間が早いぶん、ライトに入れている間にジェルが流れる心配もないので、ジェルネイルをする際はLEDライトがオススメです。
UVライトを使う場合、UVでは固まらないジェルもあるため購入時には注意してください。
雑に塗るのは絶対NG!使用アイテムを見直して、効率よくセルフジェルネイルを楽しもう
早く終わらせようとプレパレーションをおそろかにしたり、皮膚に付着したまま固めるなどは絶対NG。せっかく塗ったのにモチが悪くなってしまいます。
塗布に時間がかかってしまう人や時短でジェルネイルを楽しみたい人は、時短アイテムを使ってセルフジェルネイルを楽しんでみてください。