ジェルネイルをしていると、前に使ったカラーが筆の中に残っていて色が混ざってしまった・・という経験がある方は多いはず。今回はジェルを塗ったときに筆の中でカラーが混ざらないようにするための「筆の使い分け」についてご紹介します。
実はジェルはカラーや種類によっては筆の中に残りやすく、1本の同じ筆で使ってしまうと、塗ったときに前に使ったカラーが出てくることがあります。
効率よく、キレイな仕上がりにするためには筆を使い分けるのがベター
ジェルネイルキットを購入すると、基本的に筆が1本入っています。始めはその1本でベースからトップまで塗りますが、1本だとジェルを変えるごとに筆の拭き取りが必要となり、毎回キレイに拭き取るのは少し大変です。
また1本の筆を使いまわしていると、ジェルを拭き取っている間にどこかに爪をぶつけてしまい、ホコリやゴミがついちゃった・・なんてことも。そうすると表面がボコボコしてしまい、イマイチな仕上がりになります。
用意する筆の本数に決まりはありませんが、毎回拭き取る手間を省くためにも、最低限として「クリア用」「カラー用」「ラメ用」の3本を持っておくのがオススメです。
クリア用とカラー用で筆を分けるのは、カラーが混ざるのを防ぐため
クリアジェルとカラージェルで筆を使い分けるのは、カラージェルは筆に色が残りやすく、拭き取りきれなかった時にクリアジェルの中にカラーが混ざってしまうからです。
毎回きちんと拭き取りをしていればこういった心配は少ないですが、慣れてくると拭き取りが雑になってしまうこともあります。
そういった心配をなくすためにも「クリア用」と「カラー用」で使い分けるのが良いでしょう。
ラメ入りジェルを使うときは「ラメ用の筆」を必ず用意すること
ラメ入りのジェルを使う場合は、必ずラメ専用の筆を使ってください。
というのも、ラメは筆の中に粒子が残りやすく、拭き取っても拭き取っても完全にキレイにするのは難しいからです。
そのため、ラメを使った後に同じ筆でカラージェルを塗ると、カラーの中にラメが混ざってしまう可能性があります。
そういったことを防ぐためにも、ラメは「ラメ専用」として使い分けてください。パール系やホロ入りのジェルにも細かいキラキラが入っているので、これらもラメ専用筆で塗るようにしましょう。
余裕がある人は「カラージェル」でも使い分けるのがオススメ
余裕があれば、カラージェルでも色の「濃淡」によって筆を使い分けることをオススメします。
濃いめのカラーは、薄いカラーに比べて筆に色が残りやすくなっています。例えば、濃い赤を塗った後に白いジェルを使うと、赤のジェルが拭き取りきれずに、薄っすらピンクっぽい仕上がりになることがあります。
そういった可能性を防ぐためにも、「濃いカラー用」「薄いカラー用」で使い分けると良いでしょう。
より幅広いアートを楽しむなら、アート筆にも挑戦してみて
いかがでしたか?筆の使い分けができていなかったという方はぜひこの記事を参考にしてください。フレンチやラインアートなど、より幅広いデザインを楽しみたい方はアート用の筆も揃えてみてくださいね。
※アート筆についての記事はこちら
今回使用した商品
NAIL BRUSH ENTRY(ネイルブラシ エントリー)
- 形状:平筆
- 材質:ナイロン
NAIL BRUSH ART | #05 Oval(ネイルブラシ アート|#05 オーバル)
- 形状:オーバル筆
- 材質:化繊(PBT)