セルフジェルネイルを始めたばかりだと、塗ったときにジェルが皮膚にはみ出てしまう方は多いはず。ジェルが皮膚に付いたまま固めてしまうと、モチが悪くなるだけでなく仕上がりもイマイチに・・。今回はセルフジェルネイルを行うときに、皮膚にジェルがつかないように塗るコツと、はみ出たときの修正方法をご紹介します。
■ジェルの塗布量は「少なめ」が基本。たっぷり塗るのは色ムラの原因にも
ジェルを塗る時、一度でキレイに塗ろうとして筆にたっぷりとジェルを取っていませんか?
爪に対してジェルの量が多すぎると、塗ったジェルが爪のサイドや根元に流れて皮膚に付きやすくなってしまいます。また、色ムラができる原因にもなります。
爪の大きさによって個人差はありますが、一度に塗るジェルの量は「筆の片面3分の1にぷっくりのるくらい」が目安。
筆に多く取りすぎた場合は、容器のフチでジェルの量を調節してから塗るようにしましょう。多少の色ムラやジェルのぷっくり感は、ジェルを少量ずつ塗り重ねていくとキレイに仕上がります。
■塗る順番は「中央→爪先→根元」
皮膚にはみ出てしまう人は、根元から塗り始める人がほとんど。取ったジェルをいきなり根元に置くと、根元にジェルが溜まったり皮膚に流れやすくなります。
はみ出さずキレイに塗るには、取ったジェルをまず爪の中央に置いてください。
そこから爪先に伸ばし、徐々に根元に広げていきます。
そうすると根元に塗るジェルは少量になり、皮膚につきにくくなります。
色ムラができてしまった場合は、根元から先端に向かってスッと素早く塗ると、ジェルが均一に伸びて色ムラがなくなります。
最後は爪先からの剥がれがないように、爪の断面(エッジ)の塗布も忘れないようにしましょう。
爪が短い方は、先端を塗るときに皮膚につきやすくなります。断面を塗るときは、指のお肉をキュッと下げてから塗るようにしてください。
■隙間を空けて塗る
ジェルが皮膚についてしまう方は、根元やサイドのギリギリに塗っていませんか?
まずはギリギリに塗ることよりも、皮膚に付けないことが大切です。始めのうちは、根元やサイドの隙間を少し空けた状態で塗ることを意識しましょう。
慣れてきて皮膚にはみ出ないようになったら、徐々にギリギリに塗ればOK。まずは、はみ出しがない状態を目指してみてください。
■先端が丸いオーバル筆を使用する
根元の角部分に付着しやすいという方には、先端が丸いオーバル筆がオススメ。
キューティクルラインの丸みに沿って筆を置くことができるので、根元の角に付着しにくくなります。
<UBPスタッフおすすめのオーバル筆>
UBPスタッフがおすすめするオーバル筆は「Jelly Nail(ジェリーネイル)」の「NAIL BRUSH ART | #05 Oval(ネイルブラシ アート|#05 オーバル)」。
毛先のカーブが爪の根元に合わせやすく、甘皮の近くまで綺麗に塗ることができます。柄が持ちやすいのも特徴です。
ジェルが皮膚にはみ出てしまったときの修正法
それでもジェルが皮膚にはみ出てしまった時は、ライトで固めてしまう前に必ず修正を行いましょう。皮膚についたまま固めてしまうと、ジェルネイルのモチが悪くなり、すぐに浮く原因になります。
■はみ出た部分をウッドスティックで拭い取る
はみ出てしまった部分をウッドスティックの先端を使って拭い取ります。この時、爪の上のジェルに当たらないように注意しましょう。
皮膚に付いたジェルを拭い取ったら、ライトに入れて硬化してください。
■クリーナーでジェルを拭き取って塗り直す
大幅に皮膚にはみ出てしまったら、塗ったジェルをクリーナーで拭き取って再度塗り直しましょう。
はみ出しが多い場合は、ウッドスティックで修正するよりも塗り直したほうがキレイに仕上がることがあります。硬化する前であれば塗り直しは何度でも可能です。
塗りと硬化は1本ずつ丁寧に。コツを掴んでキレイな仕上がりのジェルネイルを楽しもう
数本一気に塗って硬化をすると、ジェルに凹凸ができたりジェルが縮んでしまったりなど、思い通りの仕上がりにならないことが多いです。塗りと硬化は、1本ずつ丁寧に行うようにしましょう。
いかがでしたか?これまでジェルを塗るときに皮膚にはみ出してしまっていた人は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
今回使用した商品はこちら
NAIL BRUSH ART | #05 Oval(ネイルブラシ アート|#05 オーバル)
- 形状:オーバル筆
- 材質:化繊(PBT)