セルフでジェルネイルをしていると、きちんと硬化したはずなのに表面がベタつく・・と困ったことはありませんか?実はそれ、硬化後に表面に残る「未硬化ジェル」かもしれません。今回は硬化後のベタベタの原因と対処法についてご紹介します。
硬化後のベタベタの正体は「未硬化ジェル」かも?
基本的にジェルはライトで硬化したあと、表面にベタベタするジェル「未硬化ジェル」が残るようになっています。
これは、硬化したジェルと次にのせるジェルとの密着をよくするために残るもので、ベタベタしていて正解です。むしろ途中で拭き取ってしまうと、ジェルが剥がれやすくなる可能性があります。
ジェルを固めた後は、表面を触らずにそのまま次に重ねるジェルを塗るようにしましょう。トップジェルを硬化したあとは、拭き取り用の「クレンザー」などで未硬化ジェルを拭き取ってください。
ただし、トップジェルに関しては「ノンワイプ」といって未硬化ジェルが残らないタイプのものがあります。拭き取りが必要なトップジェルは、未硬化ジェルをきれいに拭き取らないと表面が曇る可能性があるので、セルフの方は拭き取り不要の「ノンワイプトップジェル」がオススメです。
UBPスタッフおすすめのノンワイプトップジェル
UBPスタッフがおすすめするノンワイプのトップジェルは「Jelly Nail(ジェリーネイル)」の「TOP GEL GLOSSY(トップジェル グロッシー)」。
サラサラとした塗りやすいテクスチャーで、無色透明のガラスのようなツヤを出すことができます。未硬化成分が残る一般的なジェルと異なり、表面からしっかり完全硬化し、拭き取り不要で仕上げがとても簡単です。
ジェルネイルが固まらない原因&対処法
「未硬化ジェル」以外に、ジェルが固まらないという時は以下の要素が考えられます。
■ジェルを混ぜていない(撹拌ができていない)
新しく購入したジェルやしばらく使っていなかったジェルは、成分や顔料が容器の底に沈殿していることがあります。
成分や顔料が分離した状態でジェルを塗ると、色ムラができたり、硬化に必要な成分が不足して硬化不良が起こりやすいです。
そのためジェルネイルをする前は、使用するジェル全体を爪楊枝やスパチュラでかき混ぜてから使うようにしましょう。
■ジェルの塗布量が多い
一度に塗るジェルの量が多すぎると、ライトが中まで届いておらず、しっかりと硬化できていないことがあります。
硬化しても中が柔らかい場合は、一度ジェルを取ってから再度量を調節して塗布してください。
■硬化時間が足りていない
ジェルはメーカーによって硬化時間が異なります。そのため、定められている硬化時間よりも短い時間でライトから出すと、しっかりと固まっていないことがあるので注意してください。
規定の時間通りに硬化しても固まらない場合は、上記で記載したようにジェルの塗布量が多い可能性があります。
顔料が多い濃いめのカラーは、他のカラーに比べて固まりにくいことがあるので、少し長めに硬化するのがオススメです。
■ライトが爪にきちんと当たっていない
硬化するときに、ジェルを塗った爪にライトがきちんと当たっていないと、一部硬化できていないことがあります。ライトを当てる際は指を真っ直ぐ入れ、ライトの中で傾いていないかなどをきちんと確認してから硬化するようにしましょう。
■ライトが劣化している
現在主流のLEDライトは、ライトの寿命が長く、基本的に破損しない限りは半永久的に使用することができます。
しかしUVライトの場合、半年〜1年ほどでライトの交換が必要といわれています。UVライトを使用している方は、以前よりもライトの光が弱くなったり点灯していない部分があると、買い替える必要があるので注意しましょう。
UVライトに比べてLEDライトは硬化時間も短く、効率よくジェルネイルを楽しめます。これを期にLEDライトに買い替えるのもオススメです。
最後に
いかがでしたか?硬化不良があると、仕上がりにも大きく影響するので注意しましょう。ジェルが固まらないというアクシデントが起こった場合は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
今回使用した商品はこちら
TOP GEL GLOSSY(トップジェル グロッシー)
- ジェルタイプ:ノンワイプタイプ(拭き取り不要)
- 硬化時間:60~75秒
- 対応ライト:LED・UV対応