ジェルには、テクスチャー(粘度)が柔らかいものと固いのものがあるのはご存知ですか?セルフジェルネイルを始めたばかりだと、そもそもなぜ粘度が違うの?という方も多いはず。今回はジェルの粘度の特徴や、初心者には柔らかめがオススメな理由についてご紹介します。
ジェルのテクスチャーって?
テクスチャーとは、ジェルの粘度(固さ)のこと。
粘度は色の顔料が多く入っている方が固くなると言われており、色がはっきりしすぎないシアー感のあるものほど粘度が柔らかく、色味の濃いもの(黒・赤・青などの原色)ほど粘度が固いものが多いです。
柔らかいジェルは塗り心地なめらか。初心者の単色塗りにオススメ
粘度が柔らかいジェルは、塗り心地がなめらかで爪全体にジェルを伸ばしやすい特徴があります。
そのため初心者の方には、筆の跡や色ムラができにくい「柔らかめ」のジェルがオススメと言われています。
柔らかいジェルは、爪の上に塗った時にジェルが自然に平らになろうとする現象(=セルフレベリング )の働きがあるため、筆の跡や色ムラができたときは数秒時間を置いてから硬化するようにしましょう。
<粘度が低い(柔らかい)ジェルのメリット>
ジェルを全体に伸ばしやすく、初心者でも塗りやすい
セルフレベリング(ジェルの粘度を利用して爪に自然にジェルが広がること)の役割があるため、刷毛筋や色ムラがでにくい
べっ甲/ニュアンス/グラデーションなどのぼかす工程が必要なアートに向いている
<粘度が低い(柔らかい)ジェルのデメリット>
塗布量が多いと皮膚に流れやすい
はっきりとした線や立体アートには不向き
硬めのジェルは発色が◎!くっきりとしたラインアートなどにオススメ
粘度が硬いジェルは、顔料が多い分はっきりとした色味を出すことができます。またセルフレベリングの働きが弱いため、時間が経ってもジェルが滲んでしまうということがほとんどありません。
<粘度が高い(硬め)ジェルのメリット>
高発色
ジェルが滲みにくい
ラインアートやフレンチネイルなどくっきりとした線が特徴なアートに向いている
<粘度が高い(硬め)ジェルのデメリット>
圧が強いと筆跡が残りやすい
ぼかす工程が特徴のデザインには不向き
柔らかいジェルも硬めのジェルも用途別で使い分けてみて
いかがでしたか?初心者の方はまず、塗りやすい柔らかいテクスチャーのジェルから始めてみてください。慣れてきたら、デザインするアートに応じてそれぞれ使いやすいジェルを使用してセルフジェルネイルを楽しんでくださいね。
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