ジェルネイルの必須アイテム「クリアジェル」。セルフジェルネイル初心者の方は、それぞれ何に使うジェルなのか分からなくなる人も多いのでは?今回はベースジェル、トップジェル、ビジュージェル、マットトップジェルの4種類のクリアジェルの特徴と使い方をご紹介します。
クリアジェルの種類と用途
クリアジェルとは、文字通り「クリアなジェル」のこと。無色透明なので一見どれも同じに見えますが、実はそれぞれ違った特徴や用途があります。
< ベースジェル >
ベースジェルは、ジェルネイルの土台(下地)になるジェルのことです。自爪に一番初めに塗るもので、ジェルネイルの定着力を高めるほか、カラージェルによる爪への色素沈着を防ぐ役割があります。
セルフジェルネイルを行う人の中で爪の色が変色してしまう原因は、ベースを塗らずに直接自爪にカラージェルを塗布していることが多いです。ベースジェルを塗布しないと、色素沈着だけでなくモチも悪くなるので注意してください。
ベースジェルの中には、自爪を削る工程「サンディング」が必要なものと、削りが不要な「ノンサンディングタイプ」のものがあります。塗る前に使用メーカーのベースジェルを確認してから使ってください。
< トップジェル >
トップジェルは、ジェルネイルの仕上げに使用するジェルのこと。ベースジェル→カラージェル→トップジェルの順番で、工程の一番最後に塗ります。ぷっくりとしたジェル特有のツヤが出るほか、ジェルの強度を高める役割、小さいパーツの接着としても使用します。
トップジェルの中には、未硬化ジェル(硬化したあとのベタベタ)の拭き取りが必要なものと拭き取り不要な「ノンワイプタイプ」があります。こちらも使用メーカーのトップジェルを確認してから使ってください。
< ビジュージェル >
ビジュージェルは、名の通り「ビジュー」などの大きいパーツをつけるときに使用するジェルです。粘度が高いのでパーツが流れにくく、大きいパーツもしっかりと固定してくれます。
手順は、ベースジェル→カラージェル→パーツを置きたい部分にビジュージェルを少量のせてパーツを置き、仮硬化→全体にトップジェルを塗布するという流れです。
また、ビジュージェルは立体的なネイルアートをするときにも使います。トレンドの立体ネイルや水滴がついたようなデザインもビジュージェルで作ることができます。
パーツデザイン、立体デザインともに、最後は全体にトップジェルを塗布してください。
ぷっくりとした立体アートについてのやり方やアレンジデザインは、別の記事でご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
< マットトップジェル >
マットトップジェルは、マットな質感に仕上がるトップジェルです。すりガラスのような手触りで、全体的にやわらかい印象に仕上がります。
マットトップにも拭き取りが必要なものと不要な「ノンワイプタイプ」がありますが、ノンワイプできれいな仕上がりになるものはまだ少ないのが現状。そういった点でも、当店で取り扱う「Jelly Nail(ジェリーネイル)」「cirila(シリラ)」「ZIIN(ジ・イン)」のマットトップジェルはノンワイプなのにキレイな仕上がりになるのでとてもオススメです。
マットネイルのやり方やオススメデザインについては下記よりチェックしてください。
デザインの幅が広がる!やりたいデザインに合わせてクリアジェルを使い分けてみて
クリアジェルの違いは分かりましたでしょうか?持っているカラージェルにクリア感を足したい場合も、クリアジェルを混ぜると透け感のあるカラーを作ることができます。
こちらについては別記事でご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
ビジュージェルやマットトップジェルを使用すると、ネイルデザインの幅がとても広がるのでぜひ挑戦してみてくださいね。
今回使用した商品はこちら
BASE GEL LONG FIT(ベースジェル ロングフィット)
- ジェルタイプ:ノンサンディングタイプ(削り不要)
- 硬化時間:10~15秒
- ジェルのもち:約3~4週間
- 対応ライト:LED・UV対応
TOP GEL GLOSSY(トップジェル グロッシー)
- ジェルタイプ:ノンワイプタイプ(拭き取り不要)
- 硬化時間:60~75秒
- 対応ライト:LED・UV対応
TOP GEL BIJOU(トップジェル ビジュー)
- ジェルタイプ:ノンワイプタイプ(拭き取り不要)
- 仮止め硬化時間:15~20秒
- 完全硬化時間:45~60秒
- 対応ライト:LED・UV対応
TOP GEL MAT(トップジェル マット)
- ジェルタイプ:ノンワイプタイプ(拭き取り不要)
- 完全硬化時間:45~60秒
- 対応ライト:LED・UV対応