マグネットジェルは専用のマグネットスティックを使い磁石を動かしてデザインをするジェルです。やり方はとても簡単で、セルフジェルネイルでも取り入れやすいアイテムです。今回はマグネットジェルの基本的な使い方のほか、簡単なアレンジデザインもご紹介します。
マグネットネイルとは？
いまやおしゃれネイルの定番なったマグネットネイル。このデザインには磁力に反応するラメ（マグネット粒子）が配合された専用のカラージェルが使われています。
マグネットタイプのカラージェルを爪に塗ったあと、硬化する前に磁石を近づけてラメを動かすことで、好きなラインや模様に仕上げることができます。
マグネットジェルのやり方
マグネットネイルをセルフでやってみたいけど、なんだか難しそうと感じるかもしれませんが、初めての方でも、コツさえ押さえれば、セルフジェルネイルでも意外と簡単に楽しむことが可能です。
ここではマグネットネイルの基本の塗り方と３つの定番アレンジのやり方をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
マグネットネイルに必要なアイテムを揃えよう
マグネットネイルをするためには通常のジェルネイルの道具と基本的には一緒です。マグネットタイプのカラージェルと、ラメを動かかすためのマグネットスティックを用意するだけ。ベースジェルやトップジェルは特別なものを用意する必要はありません。
今回はシリラのマグネットタイプ・カラージェル「マグジェル」を使ってやり方を説明していきます。
【使用アイテムはこちら】
1） ベースジェルを塗って硬化したらマグジェルを塗布
通常のカラージェルを使うときと同様に、ベースジェル塗り硬化した後、マグネットジェル「301 アラ」を1度塗りします。
通常のカラージェルに比べて、少し多めに塗布するのがポイント。多めにジェルをのせることで、しっかりマグネット粒子が動きます。
2） マグネットスティックでジェルを動かす
マグネットスティックがジェルに付かないように気を付けながら模様を作っていきます。マグネットを近づけると粒子が反応してマグネットから離れるように動きます。
マグネットスティックで動かした後は直ぐに硬化してください。すぐに硬化しないと粒子が流れて模様が消えてしまうので注意しましょう。
3） トップジェルを塗って硬化で完成
カラージェルを硬化後、トップジェルを塗布し、硬化したら完成。今回使用したシリラのトップジェルは完全硬化するノンワイプジェルなので、未硬化ジェルの拭き取りは必要ありません。
上手にマグネットジェルをするポイント
磁石の動かしを何度も繰り返しているとだんだん粒子の動きが鈍くなり、輝きも無くなっていってしまいます。その場合はもう一度軽く塗り直して粒子を均一にしてください。模様を失敗してしまったりやり直したい場合も同様です。
塗布量（マグネット量）が少ないと、輝きや動きが上手に出ませんので、通常のカラージェルよりも量を気持ち多めに塗布します。また、マグネット粒子が沈殿している場合もありますので、使用前にはジェルしっかりと撹拌してから使用しましょう。
３つの定番アレンジのやり方
マグネットネイルは、マグネットスティックの動かし方により仕上がりの輝き方を様々にアレンジできます。ここからは代表的なデザイン「ビー玉デザイン」（写真左）「グラデーションデザイン」（写真中央）「ラインデザイン」（写真右）の作り方をご紹介いたします。
1) ビー玉デザインのやり方
ビー玉デザインは中央にマグネット粒子を集めて光りを一点に集めるデザインです。マグネット粒子を中心にすべて集めてから、爪の中心に向かって円を描くようにマグネットスティックを動かしていきます。
円の大きさによってビー玉の大きさが変わってくるので動かしながら微調整をしてください。小さめのビー玉は円を大きい円から徐々に小さい円にしていきます。大きめのビー玉は大きい円を描いていきます。
ビー玉デザインのポイント
円を描くときはなるべく素早くマグネットスティックを動かしましょう。ゆっくり動かすと楕円のような模様になってしまうので気を付けてください。
2) グラデーションデザインのやり方
グラデーションデザインは先端部分にマグネット粒子を集めるデザインです。マグネット粒子を中心にすべて集めてから、爪の根本部分から先端に向かってマグネットスティックを動かしていきます。
お好みのグラデーション幅に合わせて調節してください。幅が決まったら根本と先端両側から左右にマグネットスティックを動かし粒子を調節していきます。
グラデーションデザインのポイント
先端からマグネットスティックを当てる際に、長時間当ててしまうと粒子が無くなってしまうので、なるべく当てる回数と時間を短くしましょう。左右どちらかに寄ってしまわないようにバランスを見ながら微調整をしてください。
3) ラインデザインのやり方
ラインデザインはマグネット粒子を斜めの線上に集めて、光で斜めのラインを作るデザインです。マグネット粒子を中心にすべて集めてから、爪の両サイドから中央に向かって斜めにマグネットスティック当てていきます。
マグネットラインの太さに合わせてマグネットスティックの当てる幅を調節します。細めのラインにしたい場合は当てる幅を狭くし、太めのラインにスタい場合は広くして動かしてください。
ラインデザインのポイント
左右からマグネットスティックを当てる際は平行になるように当てましょう。幅がずれてしまうと末広がりのラインになったり、歪んでしまうので気をつけてください。
マグネットネイルのやり方を動画でもチェック
シリラ公式youtubeでマグネットネイルの基本とアレンジ方法がわかりやすい動画で配信されています。今回の画像解説だけでは分かりにくかった方は、ぜひこの動画もチェックしてみてください。
おすすめのマグネットアイテムは？
初心者でも使いやすいおすすめのマグネットタイプのカラージェルをご紹介します。
【ポリッシュタイプ派の方におすすめ】
cirila（シリラ） マグジェルシリーズ
cirila（シリラ）のマグネットネイル用カラージェル「マグジェル シリーズ」がポリッシュ派の方におすすめ。シリラらしいくすみ系カラーに超微細マグネット粒子が、光をうけて揺らめく、上品な輝きのマグネットネイルに仕上がります。
今回使用したカラー以外にも8色のカラーラインナップがあり、どれも上品な輝きの大人のマグネットネイルに仕上がります。
【コンテナ（ジャー）タイプ派の方におすすめ】
Jelly Nail（ジェリーネイル） カラージェル マグネット
コンテナ（ジャー）タイプでお探しの方にはJelly Nail（ジェリーネイル）の「カラージェル マグネット」がおすすめ。ピンク系カラーを中心にキュートなカラーリングのマグネットネイルがたくさん揃っています。
カラーカラーラインナップは全7種類。どのカラーも輝度が高く細かいマグネットを粒子配合なので、理想通りのキラメキのマグネットネイルに。しかもジャータイプなのでアート使いにも操作性がよく、マグネットフレンチなどのアレンジを加えたマグネット系アートネイルも楽しめます。
マグネットネイルをセルフで始めるならジェルネイルキットがおすすめ♡
はじめてセルフジェルネイルを始めるときに、ジェルネイルの知識もなく必要なアイテムを確認しながら揃えるのは大変です。そんな時におすすめなのがジェルネイルキット。セルフジェルネイルに必要なアイテムが一通り揃っていて、単品で揃えるよりもお得な価格で手に入るので、初心者でも簡単にセルフジェルネイルを始めることができます。
今回ご紹介したシリラとジェリーネイルどちらもマグネットタイプも含め、お好きなカラージェルが選べるお得なジェルネイルキットもございますので、これからマグネットネイルでセルフジェルネイルを始めたい！という方にぴったりです。
ジェルネイルキットの選び方やタイプ別おすすめジェルネイルキットをご紹介した記事も合わせてチェックしてみてくださいね！
